それでも、キミが好きなんだ




浩太君が私に見せたDVDはみんな怖い系。


「み、みんな怖いやつ?」


「あ、うん。あ、そっか。美鈴ちゃん…」


「こ、怖いの嫌なんだ…。」


「そっかぁ。ごめんね。今はこれくらいしかないや。他の美鈴ちゃんが見れる感じのは友達にみんな貸したんだ。」


「そ、そっか。」


「よし、お菓子もあるし…語ろっか。」


「は、はい。」


二人きりなんだよね。



ゲームに集中してた時は忘れてたけど…


「美鈴ちゃんはいつ帰省するの?」


「30日だよ?2日まで実家。」


「そっか。」


「浩太君は?」


「俺は大晦日に一泊して帰るよ。」


「そっか。」


「美鈴ちゃんに会えないの、寂しいな。」


「私も…寂しいよ。また、冬休みにみんなで集まろっか?」


「みんなで…か。」


「浩太君?」


「俺は美鈴ちゃんと二人が良いな。」


…え…