それでも、キミが好きなんだ




「り、陸斗がいないからって散らかしまくってたの忘れてたよ。ご、ごめんね!汚くて。」


浩太君が言う。


「だ、大丈夫!」


そ、そっか。


浩太君は陸斗君と同室なんだ…。


「俺のスペースはここから。で、綺麗に整理整頓されてる方が陸斗のスペース。」


「そ、そっか。同室なんだ?」


「そ。だから母ちゃんみたいに口うるさいんだよ、あいつ。まあ、俺がすぐ散らかすからだけど…」


「陸斗君は真面目だからね。」


「ああ。本当うるさいんだよ。」


私は陸斗君のスペースを見る。



すごい整理整頓されてるなぁ。


本棚にはたくさんの本。

机にはたくさんの参考書が置いてある。


さすが、陸斗君だなぁ。



「また、陸斗の事…考えてる。」


浩太君が言う。


「え?あ、ごめ…」


「陸斗の事ばかり考えないでよ。今日は俺といるんだから。」


浩太君は拗ねた表情で言う。