それでも、キミが好きなんだ




こ、浩太君…。


さらりとドキッとする言葉言うんだよね…。



やっぱり積極的だなぁ。





「今日もどこか行くの?」


カレー屋さんを出ると、私は浩太君に聞く。


「ん?今日は俺の部屋でまったり過ごしましょ。」


「へ?浩太君の部屋?」


「うん!ゲーム、たくさんあるし!あと、DVDも。今日は寒いからさ。」


「あ、あの…」


「大丈夫だよ!俺は美鈴ちゃんには何もしない!そんなけだものじゃないし。」


「そ、それは分かってるけど…」


男子寮って入った事ないからドキドキ。


「大丈夫だよ!門限は守るから。行こ?」


「あ、浩太君!」


浩太君は私の手を引き、歩き出す。


こ、浩太君!





――ガチャ。


「お、お邪魔しまーす…」


「わわっ!」


…え?


部屋に入ると、浩太君は慌てて床に散らばっていた雑誌や衣服をベッドの下にしまう。