こんな感情抱きたくないのに。
ヤキモチなんて
妬く権利、私にはない。
二人はとってもお似合いで、私なんかには届かないんだもん。
届かない…。
分かってるのに…
どうして、いつも…。
…あ…
二人の前に突然、大きな黒い車が現れた。
すると
二人は車に乗り込み、
どこかへ向かった。
良かった、
気付かれなくて。
二人に気付かれたら、
どんな表情したら良いか分からなくなる。
すると
「…美鈴ちゃん?」
…あ…
「こ、浩太君!」
浩太君に偶然、会ってしまった。
だめ、普通にしなきゃ。
いつも、浩太君にたくさん心配かけちゃうから。
…あ…
「浩太君、学校?」
制服着てる…。
「ああ。補習だよ。だるいなぁ。」
「そ、そっか!頑張ってね、補習。じゃあ…」
気付かれたくない。


