それでも、キミが好きなんだ




「今年はあっという間だったね。」


「うん。けど、すっごく充実した一年だったね。」


みんなと仲良くなれて
とても楽しかった。


「あたし、初めて美鈴にちゃんと話しかけられた時…すっごく嬉しかったよ。」


「理世ちゃん…」


「美鈴だけだったから。あたしと友達になりたいって思ってくれたの。」


「陸斗君のおかげなんだよ。陸斗君が背中を押してくれたから…理世ちゃんに話しかける事ができたんだよ。」


「そっか。高山に感謝だね。」


「うん!」


「美鈴は高山が本当に好きなんだね。」


「…っ…」


「最後まで諦めるなよ、美鈴。」


「へ?」


「あたし、美鈴の恋…ずっと応援してるから。」


「理世ちゃん…」


「さて、このお菓子も開けちゃおっか。」


「うん!!」


私はずっと陸斗君が好き…なのかな。



今はまだ分からない。


だけど

最後までちゃんと好きでいたいって思う私がいるんだ。