それでも、キミが好きなんだ




いつも

クールに見える陸斗君。


そんな陸斗君の笑顔を見る度、ドキドキしておかしい。



顔が熱い。


私、どうしたんだろ。



もう、怖くないのに…


陸斗君に緊張しちゃう。



「…美鈴、帰ろうっ!」


「う、うん!」


私は理世ちゃんと帰る。





「さっき、にやにやしてたでしょ?美鈴。」


「へ?」


「原因は高山陸斗…でしょ?」


にやにやしてたんだ、私…


「あ、挨拶できて嬉しかったから!」


「へぇ?」


「陸斗君は友達…だもん。」


「素直じゃないなぁ。」


「私…恋とかよく分からないから。」


「恋ってのはね、その人の事を考えるだけで…ドキドキして意識しちゃう事だよ。」


「…え…」


ち、違うよね。

私のは…


緊張しちゃうのは私がびびりだからで…



「美鈴?」