それでも、キミが好きなんだ




「おっはよう!」


…あ…


「朝から元気だな、浩太。」


「何があったか聞きたいかい?陸斗ーっ。」


「うざ、くっつくな。」



朝からすごく元気…。


都倉浩太君…だっけ。



高山君の友達で明るく、クラスの人気者。


高山君とは違う意味で。



都倉君も派手な方だけど、高田さんと違ってフレンドリーだからか人気。


クラスメイト皆は把握したけど、仲良くなる方法は分からないなぁ。



こんなんじゃだめなのに。


だけど



「陸斗ーっ。飯行こうぜ!」


「おぅ。」


――昼休み。


クラス皆が一斉に教室を出る。



…あ…


今日も誰にも声かけられなかったな。



てか


教室には高田さんと私だけ。


ど、どうしよう。



――ガタッ。


――ビクッ。


高田さんはいきなり立ち上がる。


そして

黙って教室を出た。