それでも、キミが好きなんだ




すると


「…え…」


陸斗君は不思議な表情をする。


「ど、どうしたの?」


まさか

口に合わなかったとか?


「この玉子焼き、しょっぱくて美味い。」


「え?」


「玉子焼きって普通、甘いよな?」


「だ、だしまき玉子なので…我が家はいつも、しょっぱい味付けです。」


「初めて食った。すげぇ美味かった。」


陸斗君が笑って言う。


――ドキッ。


「あ、ありがとう…」


「あたしも食べたい!」


理世ちゃんが言う。


「あ、うん!良いよ!」


私が言うと、理世ちゃんも玉子焼きを食べる。


「本当だ!初めて食べた!美味しい!あたしの家も甘い味付けだから…」


「あ、ありがとう…」


二人に喜んで貰えて嬉しいなぁ。




「陸斗ーっ、学食行こうぜ!」


「ああ!じゃあな。」


陸斗君は友達に呼ばれると友達と学食へ。


嬉しいなぁ。