それでも、キミが好きなんだ




「これ、やる。」


「へ?」


私は陸斗君から小さな紙袋を受け取る。


「あ、ありがとう…」


私は紙袋を開ける。



すると


…あ…


「わ、可愛い…」


中から出て来たのは苺を抱えた可愛いらしいうさぎのストラップ。



「悪いな、こんな物で。」


「ううん!すっごく嬉しいよ!」


陸斗君からのプレゼント…。


「誕生日、おめでとう。桜沢。」


…あ…


「あ、ありがとう…陸斗君。携帯につけても良い?」


「ああ。」


私は携帯につける。


すっごく嬉しいよ…。



「気に入って貰えて良かった。」


「陸斗ーっ!」


…あ…


浩太君が陸斗君を呼ぶ。


「じゃあな、桜沢。」


「あ、うん。バイバイ!」


私が言うと陸斗君は笑い、浩太君と帰った。



すっごくすっごく嬉しい。


最高の誕生日だ…。