それでも、キミが好きなんだ




「へぇ!」


にしても


理世ちゃんのお弁当、豪華だなぁ。



さすがお嬢様!


「ね、おかず交換しようよ!」


理世ちゃんが私に言う。


「よ、良いの?」


「うん!」


憧れてたんだよね。

友達とおかず交換!


すると


「へぇ?桜沢の弁当、幼稚園児の弁当みたいだな。」


…うっ…


陸斗君がいきなり来て言う。


「ち、違います。キャラ弁です!」


「へぇ。てか、それ…お前の手作り?」


「う、うん!」


「へぇ。桜沢って料理するんだな。」


「い、いちお…3食は自分で…」


「マジで?すげぇな。偉いじゃん。」


ほ、褒められた!


「よ、良かったら陸斗君もおかずどうぞ。」


「良いのか?」


「う、うん!」


陸斗君は持ってきた箸で玉子焼きを食べる。