それでも、キミが好きなんだ




「あ、ありがとう!」


もうすぐ、16才。



高校一年は本当に
最高だなぁ。


辛い事もたくさんあったけど、とても楽しかったよ。



充実してたなぁ。


誕生日が終われば、
あっという間に冬休み、そして大晦日。



一年って早いなぁ。


すっかり風が冷たくなってきた。



寮に戻ると、みんなでお母さんが作ったケーキを美味しく食べた。



もうすぐ、誕生日かぁ。








――12月2日。


「美鈴、おめでとう!」


「わ、理世ちゃん!ありがとう!」


私は理世ちゃんからプレゼントを貰った。


…わ…


可愛らしいリボンのネックレスだ。



「あ、ありがとう!すっごく嬉しいよ!」


私が言うと、理世ちゃんは笑う。



すると


「み、美鈴ちゃん!こ、これ!」


浩太君が私に小さな紙袋を渡した。