「みんな、ケーキ食べよう!お母さんが作って置いといてくれたんだ!」
私は涙を拭き、みんなに言う。
「ケーキ?」
「うん!私の誕生日、近いからね。」
大好きなお母さんの作ったショートケーキ!
「え?美鈴ちゃんの誕生日もうすぐなの?」
浩太君が私に聞く。
…あ…
「そういえば、あたし…美鈴に聞いてなかった!誕生日…」
「あ、言ってなかったかもね…。」
そういえば…
みんなの誕生日は知ってるからお祝いしたんだけど…
「いつ?」
理世ちゃんが私に聞く。
「ん?12月2日だよ?」
「もうすぐじゃん!早く言ってよ、美鈴。」
…あ…
「大丈夫だよー。お祝いとか気にしないで。」
「だめ!祝いたいの、あたしが!」
理世ちゃんが言う。
「理世ちゃん…」
「そうだよ!みんなでお祝いしよう!」
「早く言えよな、桜沢。」
みんな…


