それでも、キミが好きなんだ




「あ、そうだ。」


「ん?」


「これ、お土産。」


陸斗君は私に紙袋を渡す。



「わ、ポストカードにぬいぐるみにお菓子?こんなに貰って良いの?」


「ああ。」


「嬉しいなぁ。」


陸斗君がくれたのはアメリカの街の写真のポストカードに自由の女神のカッコをしたくまのぬいぐるみに可愛らしいくまのチョコレート。


「桜沢、こういうの好きだろ?」


「大好き!ポストカードの写真、すっごく素敵だね。私もアメリカ行きたくなるなぁ。」


「喜んで貰えて良かった。」


「ありがとう、陸斗君!」


「いえいえ。俺も久々に和食食べさせて貰ったし。」


「えへへ。また食べたくなったら言ってね?」


すると


『クゥーン…』


クリームさんが私の部屋から出ようとする陸斗君を寂しそうに見つめる。



「大丈夫だよ、クリームさん。また会おうな。」


陸斗君は笑ってクリームさんの頭を撫で、言う。