それでも、キミが好きなんだ




すると


「ん?陸斗君、どうしたの?」


私は陸斗君を見る。


「いや、桜沢を久々に見たら落ち着くなぁって思って。」


「へ?」


「お前って和み系だからな。クリームさんみたい。」


「わ、私って動物っぽいの?」


「まあ、良いじゃん。見てるだけで和むって事だし。」


…っ…


そんな事言われたらやばいよ。


「さて、俺はそろそろ寮に戻るか。荷物の整理しなきゃな。あと、夏穂にも会わなきゃいけないし。」


…え…


「そ、そっか。」


「あ、昼飯は約束通り…和食作ってくれよ?」


「え?」


「一緒に食おうぜ。昼は俺、空いてるから。」


…え…


「じゃ、じゃあ…用意できたらメールするね!」


「サンキュー。また後でな。クリームさんも。」


『ワンッ!』


クリームさんは陸斗君の元へ駆け寄る。



「大丈夫だって。また後で会えるって。」


陸斗君はクリームさんの頭を撫で、言う。