それでも、キミが好きなんだ




「う、うん!」


ずっと会いたかった人。



久々に会えて、本当に嬉しい。



「陸斗君、元気にしてた?」


「おぅ。最初はなかなか慣れなかったけどな。ホームステイ先の家族もすっごく感じ良くてさ、環境もすっごく良いし。」


「へぇ。良いなぁ。」


「後で写真、見せてやるよ。お土産もあるし。」


「本当?楽しみだなぁ。」


「あ、あのよ…桜沢。」


「ん?」


「いや、何でもない。」


陸斗君?


「そうだ、和食作る約束忘れてないよな?」


「あ、うん!今日、作ろうか?」


「お、楽しみだな。」


「あ、あの…陸斗君。」


「ん?」


「お帰りなさい。」


私は陸斗君に笑って言う。



すると


「ただいま。」


陸斗君は優しい表情で言う。


陸斗君が帰って来てくれて、本当に本当に嬉しい…。