それでも、キミが好きなんだ




『ワンッ!』


…あ…


クリームさんが陸斗君に飛びつく。


「お、お前がクリームさんか。可愛いな。」


陸斗君はクリームさんの頭を撫で、笑って言う。



「陸斗君、帰ってきたんだ。」


「まぁな。朝、空港に着いたんだ。」


久々の陸斗君…。



「よしよし、分かったって。」


落ち着きのないクリームさんに陸斗君は笑って言う。


「クリームさんがこんなに懐くの珍しいなぁ。」


「そうなのか?」


「うん、基本的には懐っこいんだけど…陸斗君の事はすごく気に入ったみたい。」


「そっか。それは嬉しいな。けど、何でクリームさんがここに?」


「お母さんと泊まりに来てるんだ!明日で帰っちゃうんだけど…」


「そっか。あ、散歩中だった?」


「う、うん!学園内は広いからね。良い散歩コースになるし。」


「俺も付き合って良い?」


…え…