…っ…


「あ、あの…浩太君…」


「ごめん。こんな事言っても困らせるだけだよね。」


「浩太君…」


「けど、俺だって本気だからね。」


浩太君、真剣な表情…。



けど、私は気持ちには答えてあげられてない。





だって、私は…


「美味しい…」


「だね!俺もここのクレープ好き!」


私は浩太君とクレープを食べに行く。



「甘くて美味い!」


「あはは、浩太君!口元、クリームまみれ!」


私は笑って言う。


「え?どこ、どこ?」


「待っててね。」


私はハンカチを取り出し、浩太君の口元についたクリームを拭き取る。



すると


「…っ…」


浩太君の顔は真っ赤。


「浩太君?」


「うっ…美鈴ちゃん、こういうのずるい。」


「へ?」


「あー…やべぇ!」


「浩太君…?」