すると
「お、おぅ。サンキュー、桜沢。」
「い、いえ!」
「じゃ、またな。」
「ば、バイバイ!」
私が言うと陸斗君は教室を出た。
頑張れ、陸斗君。
寂しいけど…
私、応援しなきゃだよね。
うん!
だけど
やっぱり少し寂しい。
一日、一日が長く感じる。
夏休みもこんな感じだった。
少しでも声が聞きたい。
少しでも顔が見たい。
陸斗君がいないだけで
クラスが寂しく感じる。
好きになると、本当にその人中心なんだなぁ。
けど、
彼女じゃない私が
連絡するのもなぁ。
何を話したら良いのか分からない。
それに、
向こうは時差がある。
電話する時間とか
分からないよね。
だめな私だなぁ。
陸斗君、大丈夫かなぁ。
慣れない環境だけど…
陸斗君なら大丈夫だって分かってるけど、ちょっと心配だよ。


