それでも、キミが好きなんだ




嫌な女の子だなぁ、私。





そして


――試験最終日。


「やっと終わった!」


あっという間に
試験は終わった。

今回も良い感じ。


だけど…



陸斗君は明日から
アメリカに。


寂しいなぁ。

たった一ヶ月なのに。


「陸斗、今日は早く帰るのかー?」


「ああ。準備とかあるからな。悪いな、カラオケには行けない。」


陸斗君は浩太君の誘いに断る。


あ、もう…帰っちゃう!



「あ…」


な、何か…


「…桜沢。」


…え…


「は、はい!」


私は陸斗君を見る。


「帰ったら和食、頼むな?」


…わ…


「が、頑張って作るね!」


「おぅ。」


が、頑張ろう。


「あ、あの…陸斗君。留学…頑張ってね!陸斗君ならきっときっと大丈夫だよ。」


私は陸斗君に言う。