それでも、キミが好きなんだ




「今日は調子良い!」


「良かったな、桜沢。」


「陸斗君のおかげだよ、ありがとう!」


試験一日目が終わると、私は陸斗君に言う。


「こら、まだ三日あるんだぞ?油断はするな。」


「はーい!」


頑張ろう!



だけど


試験が終わったら
一ヶ月、陸斗君に会えないのかぁ。



寂しいなぁ。


一ヶ月は短いようで長い。



「陸斗、帰ろ!」


浩太君が陸斗君の元に来た。


「おぅ。」


「なぁ、陸斗ー。」


「ん?」


「最近、夏穂さんと会ってないってマジ?」


…え…


「え?」


陸斗君は浩太君を見る。


「ほら、留学行く前にデートしたり…」


「特に予定はないな。」


「一ヶ月も会えないんだぞ!?」



陸斗君?


「別に。この時期はあいつは試験勉強に集中してるし、たった一ヶ月だから。」