それでも、キミが好きなんだ




私なんか知らない土地に
一人はすっごく怖いよ。


陸斗君はやっぱりすごいや。



「たくさん連絡しろよ?」


「何か都倉、高山の彼女みたい。」


こ、浩太君…。


「ホームステイ?」


「まあな。知り合いの家に行く。」


理世ちゃんが聞くと、陸斗君が答える。



陸斗君、英語上手いもんね。


きっときっと大丈夫だよね。



きっときっと大丈夫。


頑張れ、陸斗君。



「夏穂さんと行けば良いのに!」


浩太君が陸斗君に言う。


「それじゃあ、意味ないだろ。知らない土地に一人で行くからこそ勉強になるんだよ。あいつを連れて行ったら、あいつに頼る事になるからな。それは嫌なんだ。」


すごいなぁ。



私だったら誰かがついてないと不安だよ。


やっぱり陸斗君は強いなぁ。



よし、私も何か言わなきゃ…


「が、頑張ってね!陸斗君。陸斗君ならきっと大丈夫だよ。」