それでも、キミが好きなんだ




一ヶ月か。


そんなのあっという間だよね。



だけど


やっぱり寂しいなぁ。



けど


陸斗君はすごいなぁ。

私と違って目標があるから。


私なんかまだ一年生だからって先の事は何も決めてないもん。



「いつ行くのか?」


「試験最終日の翌日だな。」


「も、もうすぐじゃん!」


「まあ、一ヶ月だけだし。そんな騒ぐな。」


「陸斗がいないと寂しいよ!」


「浩太、キモい。」





陸斗君…。


だめだめ!

陸斗君は勉強の為に行くんだもん。


寂しいけど、仕方ない。



それに、
一年行くわけじゃないし。


あっという間だよね、
うん!



「誰かと行くのか?」


浩太君が陸斗君に聞く。


「ん?一人だけど?」


「え?なぜ!夏穂さんは?」


「あいつはしょっちゅう留学行ってるだろ。俺は一人で行く。」


勇気あるなぁ。