それでも、キミが好きなんだ



好きでいたいって
思う私もいるから。


叶わないの分かってるのに。


私はどうしようもない恋をずっとしている。





「今日はたくさん勉強したなぁ!」


「疲れたな。」


「あたしも!都倉、全部分からないって言うんだもん。」


「あはは。悪い、悪い。」


だめだなぁ、私。

しっかりしなきゃ!


前向きに。



ずっとへこんでたらだめだよね。



「なぁ、試験終わったらまたみんなで遊びに行かねぇ?」


「良いね、それ!」


浩太君が言うと、私は賛成する。



だけど


「…悪い。俺、試験終わったらアメリカ行くから。」


「あ、アメリカ!?」


…え…


「て、転校か!?それとも、夏穂さんと…」


「…違うよ。留学だ。一ヶ月留学。」


浩太君が言うと、陸斗君が言う。


「そっかぁ。」


「英語の勉強にもなるしな。将来、アメリカで仕事するからな。」


陸斗君が言う。