それでも、キミが好きなんだ






そして


あっという間に当日。



「いつもよりメイク…派手じゃない?」


私は理世ちゃんに聞く。


「良いの!パーティーなんだし。」


「り、理世ちゃん…このドレスとアクセサリー…本当に良いの?」


私は理世ちゃんにドレスとアクセサリーを用意して貰った。



「良いの!あたしより美鈴に似合うからあげる。」


「あ、あげるって…」


明らかに高いだろうな、このドレスとアクセサリー。



「すごく似合ってるもん、美鈴。」


「あ、ありがとう…」


「さて、メイク完了。後は髪巻くよ。」


「理世ちゃん、楽しそうだね?」


「あたし、こういう事するの好きなんだよね。」


「そっかぁ!」


「こういう仕事就こうかなぁ。」


「良いね!向いてると思う!」


「ありがとう、美鈴。」



何かドキドキするなぁ、パーティー。


着慣れないドレス、
普段着けないようなアクセサリー。