「これ、可愛くない!?」
「はい!」
「美鈴ちゃん、こういうの似合うかも!」
「え?そうですか?」
私は夏穂さんと買い物を楽しむ。
女子同士で買い物ってやっぱり楽しいな。
やっぱり夏穂さんは女子として憧れる部分をたくさん持ってる。
「どう?美鈴ちゃん!」
「とてもお似合いです!」
夏穂さんは試着する度、私に着替えた姿を見せる。
やっぱり何でも着こなせちゃうんだなぁ。
「ありがとうね、付き合ってくれて。」
「い、いえ!」
高級ブランド行くの初めてだからドキドキしたなぁ。
「次は美鈴ちゃんの行きたいとこ行きましょう!」
「は、はい!」
私と夏穂さんは次の店へ向かう。
街を歩いてると、すれ違う人みんなが夏穂さんを見る。
やっぱり美人だからなぁ。
「ねぇ、美鈴ちゃん。」
「は、はい。」
「美鈴ちゃんは好きな人っている?」
…え…
――ズキン。