それでも、キミが好きなんだ




だけど


「お、お帰りなさいませ、ご主人様…」


「桜沢、緊張しすぎ。」


「だ、だって…」



早速、人見知りが。


うっ…慣れたいのに。



「大丈夫だ、何かあったら俺がサポートするから。」


陸斗君が言う。


「あ、ありがとう…」


「高山君、オーダー取りに行ってくれる?」


「ああ!頑張れよ、桜沢。」


陸斗君はそう言うと、オーダーを取りに行く。



わっ…


女のお客さん、みんな陸斗君見てる。



すっごくカッコイイもんね。



よし、


私も陸斗君みたいに頑張るよ!



「すみませーん!」


「は、はい!」


かなり緊張するけど。



私はオーダーを取りに行く。


「苺パフェ一つ!」


「はい!」


私はオーダーを取ると、調理室に向かった。





かなり緊張だけど、
少しずつ慣れてきたかも。