それでも、キミが好きなんだ






――放課後。


「お疲れ様!」


「また明日頑張ろうね!」


つ、疲れたぁ…


けど、
明日も頑張ろう!






「美鈴、帰ろう!」


「うん!」


私は理世ちゃんと帰る事に。



「じゃあね、美鈴ちゃん、高田ちゃん!お疲れ。」


「じゃあね。お疲れ。」


「ば、バイバイ!浩太君!お疲れ様!」



私達は教室を出ようとする。



すると


「じゃあな、桜沢…高田。今日はお疲れ様。」


陸斗君が来て言う。


「お疲れ。」


「お、お疲れ様…」


陸斗君…


「じゃあ。」


…あ…


「あ、陸斗君!明日もいっぱい頑張ろうね!」


私は陸斗君に言う。



すると


「ああ。だが、無理しすぎるなよ。桜沢はいつも頑張りすぎ。」


陸斗君は私の頭を軽く叩き、言う。


「う、うん…気をつけるね。」