それでも、キミが好きなんだ



普通にしなきゃ。


「美鈴ちゃん、ごめんね。困らせるつもりはなかったんだ。」


ホームルームが始まると、浩太君が私に言う。


「だ、大丈夫!私の方こそ…ごめんね。浩太君の事、嫌になったわけじゃないの。」


「なら、良かった。」


「ふ、普通に話せるように頑張るので。」


「うん。」


どうして、恋はこんなに難しいんだろう。



好きな人が自分を好きになる。


それは難しい事で。



どんなに想っても届かない恋がある事を恋をして初めて知った。


私は陸斗君しか見れないんだ。



だから


浩太君の気持ちに答えてあげられない。



それが


切なくて辛いよ。



「へぇ、苺パフェにクレープかぁ!」


「お母さんにレシピ聞いてきたんだぁ。」


昼休みになると、私は理世ちゃんと文化祭の話をしながらお昼ご飯を食べる。



「良いね!あたしも料理手伝うよ!」


「ありがとう!」