それでも、キミが好きなんだ




「どうした?美鈴。」


「な、何でもない!」



すると


「おはよう。」


…あ…


陸斗君が教室に入って来た。



「り、陸斗君!おはよう…」


「おはよう。今日から文化祭の準備だな。」


「う、うん!メニューたくさん考えてきたよ!」


「へぇ、楽しみだな。」


「今度、実際に作ってみるから試食においでよ。」


「お、良いな。行こうかな。」



すると


「おっはよう!」


――ドキッ。


浩太君が教室に入って来た。



「何の話してんのー?」


浩太君が会話に入って来た。


「ああ。文化祭の話。桜沢、メニュー考えて来たんだって。」


「へぇ!何作るの?」


浩太君が私に聞く。


「あ、えっと…パフェとか…」


うっ…普通に接したいのに!


「へぇ!後は?」


うっ…


「ご、ごめんね!トイレ!」


私はそう言って教室から出る。