それでも、キミが好きなんだ




「へ?」


「美鈴が学校大好きになってお母さんは嬉しいのよ。」


「…あ…」


小学校も中学校もあまり学校生活を楽しめなかったからなぁ。



「三年間はあっという間だもの。美鈴にはたくさん素敵な思い出をお母さんは作って欲しいな。」


「お母さん…」


「お父さんが寂しがるから帰りたいってなかなか言えなかったんだよね?」


「…え…」


「美鈴は優しいもの。けどね、思ってる事はちゃんと伝えなきゃだめよ。無理するのは辛いんだから。」


「お母さん…」


「大丈夫よ。お父さんにはお母さんがいるんだもの。それに、お父さんには早く子離れさせないとね。」


「ごめんなさい、久しぶりに帰ったのに…」


「良いのよ!お母さん達は美鈴に友達ができて嬉しいんだから。美鈴が幸せなら良いの。」


「あ、ありがとう…」



「今度、寮に泊まりに行くからね。美鈴の好きな人、紹介してね。」


…え…


ば、ばれてる!?