それでも、キミが好きなんだ




「お、美味しい!」


「ありがとうね、美鈴。」



夕飯を食べた後、お母さん達と久々にゆっくり語る。


食べ終わると、私はお風呂に入る。



久々の実家、楽しいなぁ。


かなり充実。



リラックスして過ごせるし。


だけど

やっぱり寂しいなぁ。



みんなに会えないのは。



みんな、どうしてるかなぁ。


夏休みは長い。



早くみんなに会いたいなぁ。


だけど



夏休みはなぜか一日一日が長く感じる。


家族で買い物に出かけたり、おばあちゃんちで過ごしたりしても、夏休みはなかなかすぐには終わらない感じがする。



「やっぱり、美鈴が家にいると落ち着くなぁ。」


お父さんは笑って私に言う。


「私も家にいると落ち着くなぁ。」


「夏休み終わらないで欲しいな!」


「お父さんってば。」