それでも、キミが好きなんだ




「心配性だなぁ、お父さんは。」


「だって、あのか弱い美鈴が2時間かけて帰ると思うと!」


「大丈夫だよ、私…強くなったもん。」


お父さんが言うと私は笑って言う。



体調も安定してるし、誰かに頼らないでもやってけてるし。


「よく来たね。美鈴、お帰り。」


「美鈴ーっ、お帰り!」


「…ただいま。」


久々に見る二人の笑顔。



安心するなぁ。


「お昼ご飯食べるでしょ?」


「うん!」


私はリビングのソファーで寝転ぶ。



やっぱり実家は落ち着くなぁ。



「美鈴、学校はどうだ?」


お父さんが私に聞く。


「すっごくすっごく楽しいよ!友達できたんだよ!」


私が言うと二人は笑う。


「理世ちゃんと浩太君と陸斗君って言うんだ!」


私が言うとお父さんの表情が変わる。


「お父さん?」