それでも、キミが好きなんだ




「そっか。何か寂しくなるな、桜沢がいないって。」


陸斗君が言う。


…え…


り、陸斗君…。



そんな事言われたらやばいよ。


そっか。



陸斗君ともしばらく会えなくなっちゃうんだよね。


「メールしろよ?暇な時は。」


陸斗君が私に言う。


「う、うん!」


「俺も暇な時はメールする。」


…え…


「う、うん!」


やっぱりすごく寂しい。



ちょっとの間なのに。


「あたしは電話するね、美鈴!」


「高田ちゃん、ずるい!お、俺だってメールするよ!」


理世ちゃんと浩太君が言う。


「うん!」


すごく寂しいと思うのは大好きな友達が初めてできたから。



お母さん達に早くみんなの事、話したいな。


ずっと一人ぼっちだった私に素敵な友達ができたんだよって。


「帰ったらまた遊ぼうな、桜沢。」


陸斗君が言う。


「う、うん!」