それでも、キミが好きなんだ




「かき氷だよ!氷にシロップかけて食べるの。」

「氷って食べれる物なのか?」

「うん!大丈夫だよ!」


「そうか。」


「じゃあ、焼きそばとタコ焼き食べたら食べようね?」


「ああ。」


「…美鈴ちゃん、陸斗!タコ焼きと焼きそば食べようぜ。」


「あ、うん!」


久々の夏祭り良いなぁ!



楽しい!


「美味しい…」


タコ焼きも焼きそばも美味しい!


だけど



「あ、熱っ!」


浩太君はタコ焼きをまるごと口に入れたのか熱がる。


…あ…


「浩太君、これ!」


私は浩太君に水を渡す。



「ありがとう、美鈴ちゃん…」


浩太君は笑って言う。


「気をつけて食べなきゃだめだよ。」


「はーい。」


浩太君は笑って言う。



「タコ焼きも焼きそばも美味いな。」


陸斗君が言う。