それでも、キミが好きなんだ




「へ、へぇ…」


や、やばいなぁ。


かなり緊張してきた!



だけど


――ガタン。


――ビクッ。

ジェットコースターに乗り込むと、バーが下りてきた。


ほ、本当に乗るんだ…。



すると


わわっ…


ジェットコースターは速いスピードで走り出す。



こ、怖い!


そして

ジェットコースターが下る瞬間、私の心拍数はかなりハンパじゃなくなる。






そして


「美鈴ちゃん、楽しかった…って、かなり顔色悪いけど大丈夫!?」


降りる時、浩太君が私を見て言う。



も、もうやばいです…。


「美鈴ちゃん、ごめんね!無理させちゃって…」


「い、いえ!大丈夫です!」


ジェットコースターから降りると夏穂さんが謝る。



「俺も気付かなくてごめんな。」


浩太君が言う。