すると


「美鈴ちゃん!」


…あ…


「浩太君、おはよう!」


「お、おはよう…」


…わ…


浩太君、お洒落だなぁ。

カッコイイ。



「や、やべぇ…」


浩太君は座り込む。


「こ、浩太君!どうしたの!?」


何かあったのかなぁ…


すると

「美鈴ちゃん、可愛すぎ。」


浩太君は私を見つめ、言う。



――ドキッ。


「そ、そんな事ないよ?」


「そんな可愛い格好、陸斗には見せたくないな。」


…え…


こ、浩太君…何かいつもと違う。



「こ、浩太君…」


「俺はどう?」


浩太君は私にかなり顔を近付けて言う。


「お、お洒落でカッコイイと思うよ?」


「良かったぁ!可愛いとか言われたらどうしようかと思った。」


「か、可愛いも褒め言葉だよ?」