それでも、キミが好きなんだ



わっ…


高田さんが違うクラスの男子から告白されてる!


「いいだろ!」


「は、離して!嫌!」


男子は高田さんの腕を掴む。


…あ…


な、何とかしなきゃ…



怖い…けど…


高田さん、嫌がってる!


「や、やめてください。」


私は男子の元に行き、言う。


「何だよ?邪魔するなよ。」


こ、怖い…。


けど…


高田さんが困ってる!


「桜沢さん…」


「こ、困ってるじゃないですか…」


「うるせぇな。」


…うっ…


すると


――グイッ。


「うっ…」


…あ…


陸斗君が来て、いきなり男子の腕を強く掴む。


「た、高山!」


「女子相手に情けない。」


「くっ…」


陸斗君が言うと、男子は高田さんの腕から手を離す。


すると


陸斗君も手を離す。