それでも、キミが好きなんだ




「へ?」


「都倉だけに大事な話があるんだ!」


理世ちゃんが言う。


「え?俺は美鈴ちゃんと…」


「良いから来なさい!」


理世ちゃんは浩太君を強引に引っ張る。



り、理世ちゃん…


「じゃあね、美鈴、高山!」


「バイバイ…美鈴ちゃん、陸斗ーっ!」


「ば、バイバイ!」


「じゃあな。」


二人は私達から離れた。



理世ちゃんに気使わせちゃったかな。


「どうしたんだろうな、あいつら。」


「さ、さぁ。」


私は陸斗君と二人で寮まで帰る。



陸斗君の隣を歩いてるだけで落ち着かない!


「桜沢、今日は楽しかったな。」


「う、うん!」


いつもと違う陸斗君も見れた。


「俺、普段はあまり集団で遊ぶの好きじゃないんだ。」


「え?」


「けど、お前らといるとすごく楽しい。」


…わ…


「わ、私もだよ!」