それでも、キミが好きなんだ




『はい、チーズ!』


――パシャ。


何度もプリクラを撮る。



そして


撮影が終わると、私達はらくがきを始める。



「陸斗、証明写真じゃないんだからちゃんと笑えよ!」


浩太君は画面に映されたプリクラを見て言う。


「証明写真じゃないのか?」


陸斗君が言うと私達は笑う。



今日はみんなともっと仲良くなれた気がする。


また

みんなで遊びたいなぁ。


陸斗君とこんな楽しい時間が過ごせるのはきっと友達だから。



「じゃあ、そろそろ帰ろうぜ。」


ゲームセンターを出ると浩太君が言う。



「う、うん!」


もっと遊びたかったなぁ。



「あ、あたし…これから寄るとこあるから!」


「…へ?」


「じゃあ、ここでバイバ…」


「都倉も付き合ってよ!」


理世ちゃんが浩太君に言う。