それでも、キミが好きなんだ



「陸斗君、プリクラ知らないの?」


「ゲームセンター自体、初めてだし。」

…え…


やっぱり違うんだなぁ、陸斗君は普通とは。


「文字描いたり、スタンプとかで可愛くできるんだよ?私も…知ってはいたけど、やるのは初めてなんだ。」


私は陸斗君に言う。


「へぇ。証明写真の機械みたいなやつか?」


「ちょ、ちょっと違うかな。」


「入ろうぜー。」


浩太君が私達に言う。


嬉しいなぁ。


みんなで撮れるだなんて。



「へぇ。肌の色とか瞳の大きさ選べるんだな。」


お金を入れ、設定画面が出ると陸斗君が言う。



「すごいね!」


「えっと…じゃあ、ぱっちり瞳のふんわり肌でやるか!」


浩太君が笑って言う。


「ど、どうなるのかなぁ。」



「じゃあ、フレームはこれ!」



…あ…


まただ。



陸斗君の隣…。


やばい、緊張してきた!



だめ、リラックスしなきゃ。