それでも、キミが好きなんだ




「マジ?作ったら絶対、食わせろよ?」


「うん!上手くできたらね。」


が、頑張って作ってみようかなぁ。



「あの、二人とも…何、盛り上がってんの?」


浩太君がいきなり来て聞く。


「苺はフルーツの王様ってお話してたんだよ!」


私は浩太君に言う。


「桜沢、それちょっと違うと思うぞ。」


「へ?」


「とりあえず、買って来ようぜ。」


「あ、うん!」


私と陸斗君はレジへ並びに行った。






「理世ちゃん、何買ったの?」


私は本屋を出ると理世ちゃんに聞く。


「ファッション誌と漫画の新刊だよ。明日、美鈴にも見せてあげる!」


「うん!」


「美鈴はー?」


「ケーキと節約料理の本だよー。」


「へぇ。美鈴、本当に料理好きだよね。」


「うん!私、お母さんみたいになりたいんだ!」


「美鈴のお母さんか。会ってみたいなぁ。」