それでも、キミが好きなんだ




私は陸斗君と色々な話をする。


高校入学当初の話。

好きな音楽の話。


今日は陸斗君と友達として近付けた気がする。



話せば話すほど


もっと陸斗君を知りたいって思っちゃう。



話せば話すほど


陸斗君を好きになっていく。





――放課後。


「…カラオケ?」


「そ!みんなで行こうよ!」


浩太君にカラオケに誘われた。


「理世ちゃん、行く?」


私は理世ちゃんに聞く。


「うん!行こうかな。美鈴が行くなら。」


「じゃあ、行く!」


私は浩太君に言う。


「良かった!美鈴ちゃん達と放課後に遊ぶの初めてだね!」


「うん!他に誰が来るの?」


「陸斗だけだけど?」


…え…


陸斗君

カラオケとか行くんだ…。


「陸斗君だけなんだ?」


「ああ。みんな呼びたいんだけど、俺が嫌だからさ!」