それでも、キミが好きなんだ




「だけどね、私にもどうしようもない事なんだ。」


「美鈴ちゃん…」


「それに、私…初めてのこの気持ちを大切にしたいって思ったんだ。例え、もう伝える事はなくても。想うだけでも良いの。」


「…っ…」


それが、私なりの想い方だから。



ただ、

見ているだけで良い。


友達として側にいられるなら良いんだ。



友達以上は望まない。


「俺だって初めて本気になってるんだよ。」


浩太君が言う。


浩太君…?





――放課後。


「美鈴ちゃん、ちょっと!」


「はーい!」


私は学園長に呼び出され、学園長の元へ。





「これでよし!」


私は学園の中庭の掃除を終えると言う。


やっぱり

学校のお手伝いすると気持ちが良いなぁ。


人の役に立つ仕事が好きなんだよね。





――ガラッ。


私は教室に戻る。


…あ…


「よっ。」