それでも、キミが好きなんだ




陸斗君、夏穂さんと帰るんだ…。


「美鈴、帰ろ!」


「うん!」


私は理世ちゃんと帰る。



今日は楽しかったなぁ。


これから、みんなとたくさん楽しい思い出が作れるんだなぁ。



これから楽しみだなぁ。







そして


――6月。


「またテストかぁ。」


「けど、試験終わったらあっという間に夏休みだね!」


私は浩太君に言う。


「夏休みかぁ。帰省嫌だなぁ。母ちゃん、口うるさいんだもん。」


「私は帰るの楽しみだなぁ!お父さんもお母さんに学校の事、たくさん話したいんだ!」


私達は授業中に話す。


「美鈴ちゃんも帰省しちゃうの!?」


「うん!8月いっぱいはずっと実家だよ!」


「俺はすぐに帰る!やだなぁ、美鈴ちゃんに会えないと寂しいよ!」


「ありがとう!夏休み、遊びに行きたいね。」


「…え?それって…」