それでも、キミが好きなんだ






運動オンチなんだから
仕方ないんだけどね。


けど



今日は陸斗君の応援、
頑張るんだ!


「美鈴、次は徒競走だから行こう?」


「あ、うん!」


徒競走なら大丈夫。



多分、ビリだけど…。


私なりに頑張る!



「あ、美鈴!」


「ん?」


「ちょっと待って。髪直してあげる!」


「あ、うん!」


私は理世ちゃんに髪を結って貰う。



「美鈴の髪、サラサラ!いいなぁ。」


「ありがとう!」


すると


「本当だ!」


…あ…


浩太君が私の髪に触れる。


「こら、都倉。あんたがやるとセクハラみたいだからやめろ。」


「高田ちゃん、ひどい!」


すると


「本当だ。」


――ドキッ。


陸斗君が来て、私の髪に触れる。



り、陸斗君!