それでも、キミが好きなんだ






だけど


「…桜沢!」


…え…


「これ、ありがとうな。すっげー気に入った。」


陸斗君は私があげたテディベアのマスコットを見せ、言う。


…え…


喜んでくれた…


「う、うん!」


「何でテディベア?」


「り、陸斗君っぽいと思ったから!」


「何だよ、それ。」


陸斗君は笑う。


今日は特別な日。


陸斗君の誕生日…。



陸斗君のおかげで
私は変われたんだよ。


切なくて苦しい恋に落ちてしまったけど


陸斗君に出会えて
良かった。



私は

やっぱり…


「じゃあな、桜沢。」


「ば、バイバイ…」


陸斗君を好きでいたい…。



友達でも良いから。


叶わなくても良いんだ。



ただ、側にいて笑ってたい。


友達としてでも良いの。



私は本当に本当に陸斗君が好き…。


この気持ちはずっと変わらない。