それでも、キミが好きなんだ




だけど


「小テスト、隣の人と交換してね。」


…うっ…


頭が良い高山君の隣なんて!


私は高山君に自分の小テストを丸つけして貰う事に。



間違えまくってるもん。


「さ、桜沢…どうやったらこういう和訳になるんだよ?」


高山君が言う。


「ご、ごめんなさい!」


「無茶苦茶にも程があるだろ。日本語としておかしいだろ。」


…うっ…


「ご、ごめんなさい…」


やっぱり

高山君は怖いよ。


「あのさ、桜沢。」


「は、はい…」


「何でそんなに涙目なんだよ?」


「ご、ごめんなさい!」


「答えになってねぇし。」


何で

高山君にいちいちビクビクしちゃうかな。


確かに厳しい口調だけど。



けど


ウジウジしてたら嫌われちゃう。


いや、

もう嫌われてるかも。



私、変わりたいのになぁ。