また、弱味を握られた。



て言うか、どこ見られてたのーッ!?!?



先生に告白してたとこ?
それとも…キスしてたとこ!?



「やぁぁあ!!」


「何が嫌なんだ?」


「うわぁ!?」



先生の声がして、教卓の方を見るとため息混じりでこっちを見ていた。



「ぃぇ…何も……」


「アーサ!!先生来てんの気付かなかったの!?」



後ろから、葵衣が笑いながら背中を叩いた。



「お前、目開けて寝んの好きね」



先生は、そう言うと今日1日の事を話出した。



「今日、球技大会だからサッさと準備して体育館な」



先生は、その一言を言うと教室を出てってしまった。


相変わらず短いホームルーム。


でも、先生はいつもと変わんなくて…

私は、先生見てるだけでも居なくなった今でもドキドキしてる。



「アーサ、最近おかしいよ?」



着替える為に準備をしてた私に、葵衣が話し掛けてきた。



「………」



ぁ、涼太君にバレたりして先生とも色々あって…


葵衣に何も話してない!!