「今年は、準備楽な方なんだぞ?」
「何で、」
「今回、バスケだろ?で、去年はバレーでポール立てたりで大変だったんだよ」
あぁ、って涼太君は納得してバスケの準備を続けた。
というか、バスケの準備ってする事特にないんだけど溜まりに溜まった先生の体育館の倉庫を片付けとかバスケのボール磨いたり、リングの高さ合わせたり…差ほど時間は掛かんなかった。
「ほとんど、北沢の仕事だったじゃん?」
「まっ、助かったよ」
本当だよ…って私は言いながらも先生と、居れる時間が多くなって幸せだった。
先生と少し話しただけで、ドキドキして嬉しい
見てるだけで幸せな気持ちになれる
私は、先生と恋人同士になりたいとかは考えてない。
生徒としてでも傍に居れるだけで私は凄く嬉しいから。
本当に先生の事、好きなんだなって先生を目の前にして実感した。