「コンビニご飯…」


「いいから、さっさ食え」


先生情報一つ追加。

私は、お弁当を出して食べ様とすると



「それ、お詫びにくれ」


「ぇ、は…はい!」



広げたお弁当の中身を見た先生は、ウインナーを指差して言うと手で取って口に入れた。



「エヘヘ」


「何だよお前」



思わず顔が笑っちゃってたら、先生に不審者を見るような顔されちゃった。


先生とこんなご飯一緒出来るなんて、鼻血出して良かった~!!



ぁ、ここで先生と色々話さなきゃ!!
こんなチャンスないよ!!



「先生は、」


「何だ」


「何もないです…」



おにぎりを加えてる先生。
その姿を見ただけで、私は満足です。



可愛い……カッコイイ



こんな事、男の人思う日が来るなんて…私大人になったって事?



「早く食えよ」



私があまりにもゆっくりだからか、先生はもう食べ終わっててゴミを袋に入れながら私に言った。